ΑΩ

2012年2月18日 読書
今回はマジック関係ないでござる。
本を読んだので読後感でもつらつらと。
当たり前だけどネタバレだらけ。
適当に思ったこと書いてるだけだから脈絡もオチも無いよ。



ΑΩ[アルファ・オメガ]
小林泰三

某クトゥルフスレで挙げられてたので読んでみた。
宇宙的恐怖を下地に、特撮ヒーロー的要素を描いた作品。

というかウルトラマン。
まんまウルトラマン。
むしろULTRAMAN。

宇宙人(的な存在)が「影」(敵)を追いかけて地球にやってきて、
飛行機事故を引き起こしてしまい主人公が巻き込まれる。
地球での活動手段を求め、死亡した主人公の体を再生。
『超人』となって「影」と戦う。

はいウルトラマン第一話、またはそのリメイクであるULTRAMANですね。
(一応)子供向けであるウルトラマンとは違ってグロ描写のオンパレードですが。
体が抉れるとか思いっきり描写してるし。
主人公変身解除するたび血反吐吐いて死にかけてるし。

戦闘中の声が「ジュワッ!」とか「ヘアッ!」とかな辺りや、
戦闘形態(白い巨人)に制限時間があったり間違いなく意識してるんでしょう。

途中までウルトラマンかと思ったら突然パラダイスロスト(劇場版555)みたいになって
仮面ライダーの怪人っぽい連中と変身抜きで戦い始めてちょっとびっくりしたけど、
まぁ総じて面白かったですね。

クトゥルフ的コズミックホラーな雰囲気とウルトラマンはこんなにもマッチするんだと。
この本を教えてもらった某スレでそれは良く分かってたんですけどね。


というわけで、特撮とかクトゥルフとかが好きな人は読んでみるといいでしょう。

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